鼻毛処理に脱毛クリームを使用しても大丈夫?

脱毛クリーム

鼻毛が飛び出ている顔はあまりにもしまらないため、
そのままにするという人はまずいないと思うのですが、
では、どんな方法で鼻毛処理をするのかということになると思います。

普段、脛や腕、脇などのムダ毛処理で使っているもので済ませられるものならそれで済まそうと思うかもしれませんが、
鼻の穴は狭く奥まっているため、さすがに鼻毛にカミソリは使えませんし、電気シェーバーも無理です。

鼻毛用の電動式カッターがありますが、わざわざ買うのも面倒臭いと思うかもしれません。

毛抜きは毛穴や粘膜を傷つけそうだし、痛そうだし、ハサミも、鼻の場合、鼻用を別に買う必要があります。

しかし脱毛クリームはどうなのでしょうか。

あまり時間もかからず、塗るだけでいいので、手軽に鼻にも使えそうです。

ところが鼻毛の処理に脱毛クリームを塗るのはよくありません。

なぜ、いかないのか、そのことについて説明したいと思います。

「鼻毛処理に脱毛クリームがNGな理由」

脱毛クリーム? 除毛クリーム? 

鼻毛処理に脱毛クリームがよくない理由について説明する前に、
除毛クリームと脱毛クリームの違いについて説明したいと思います。

ムダ毛の処理でどちらを使うか選ぶのに迷ったときに、同じ塗るだけなら、
「除毛」と「脱毛」では脱毛の方が毛を根元から取り除いてくれるようなイメージがあり、
脱毛クリームを選ぶ人もいるのではないでしょうか。

しかし、結論から先に言うと、除毛クリームも脱毛クリームも名前が違うだけで効果は一緒なのです。

脱毛クリームは脱毛とついてはいますが、毛を毛根から取り除く効果はなく、
肌の表面に出ている毛を取り除くという点では、除毛クリームと何ら変わりません。

つまり、レーザー脱毛が毛母細胞に働きかけてそれを破壊し、永久脱毛してくれるような効果は期待できないということです。

脱毛クリームをぬっても毛はまた生えてくるので、自己処理はその都度必要になります。

一時的な除毛という点では、脱毛クリームも、他のアイテム――カミソリやシェーバー、毛抜き――と何も変わりません。

ただ、クリームなので、鼻の穴の中のように狭くて奥まっている場所でも濡れて便利そうです。

なぜ、脱毛クリームは鼻には使えないのでしょうか。

脱毛クリームが鼻毛に使えない、という時のその意味は?

脱毛クリームが鼻毛に使えないというとき、それは脱毛クリームを塗っても鼻毛はとれない、という意味ではありません。

鼻毛そのものは、他のムダ毛と同じように毛として生えており、他のムダ毛に効果のある脱毛クリームなら鼻毛にも効果があるでしょう。

毛そのものを処理するだけなら脱毛クリームでも十分効果が期待できます。

問題は、鼻毛の生えている場所、環境にあります。

鼻という環境を考える

鼻毛の生えている鼻の中はとてもデリケートな環境です。

すぐそばには目や脳があり、鼻を通して影響を受けるところに位置しています。

たとえば、医療クリニックにおいて鼻毛の脱毛をしているところが少ないのをご存知でしょうか。

鼻毛そのものの脱毛が難しいからではなく、鼻のなかをいじることがとてもリスクを背負うことだからです。

そして鼻毛自体がムダ毛ではなく、体にとって大事な役目を担っていることから、
鼻毛の脱毛を行っているクリニックでも、鼻毛のすべてを永久脱毛するわけではありません。

エチケットとして鼻毛の処理は必要かもしれませんが、
他のムダ毛の処理には使えても鼻毛には使えないものもあります。

また、鼻毛の処理に使える鼻毛用のハサミや電動式カッターも、
十分注意しながら使う必要がありますし、
使用頻度や使用する範囲にも制限が要求されます。

つまり、毎日処理して鼻の中をいじったり、鼻の中のすべての毛を処理しようと奥の方まですることはできません。

鼻の中の粘膜は非常に薄く、たくさんの血管が走っていて、一部は脳とも繋がっています。

このため、強い刺激を与えられない環境なのです。

他のムダ毛の処理では使える脱毛クリームが、鼻では使用できないのも、鼻が特殊な環境だからです。

ところで、なぜ、脱毛クリームはムダ毛を処理できるのでしょうか。

どんな原理で脱毛クリームがムダ毛の処理を可能にしているかを考えるならば、
脱毛クリームが鼻毛の処理に使えない理由も分かるのではないかと思います。

脱毛クリームはなぜムダ毛を処理できるのか

脱毛クリームは、気になるムダ毛の生えているところに塗って、しばらく放置して、洗い流すか拭き取るだけでムダ毛がとれます。

その仕組みは、配合されている「チオグリコール酸カルシウム」という成分が、ムダ毛の主成分であるタンパク質を溶かす働きを利用しています。

その作用は皮膚表面に生えている毛だけでなく、毛穴の中にまで及びます。

表面に出ている毛だけしか処理できないカミソリに比べて、脱毛クリームの方が仕上がりがきれいなのはこのためです。

しかし、タンパク質を溶かす作用があるため、毛だけでなく皮膚にも働き、皮膚も溶かすことになります。

敏感肌やアレルギー体質の人だけでなく、肌が弱くない人でも、
使用の前には念のためにパッチテストが勧められているのは、
皮膚に与える影響が少なからずあるからにほかなりません。

脱毛クリームを使うと、人によっては肌がヒリヒリしたり、赤くなることがありますが、これは化学的な作用による火傷のような状態になっているためです。

脱毛クリームは毛だけでなく、毛と同じタンパク質からできている皮膚にも作用するため、どこにでも使えるわけではありません。

たとえば顔の皮膚は薄いため影響を受けやすく、たいていの脱毛クリームは顔への使用を制限しています。

このような事情を考えると、なぜ、脱毛クリームを鼻に使えないのかも分かるのではないでしょうか。

脱毛クリームを鼻毛の処理に使えない理由

顔の皮膚よりも鼻の中の皮膚は薄く、そこに、腕や足に塗って、赤くなったり、ヒリヒリするものを塗ることは非常に危険です。

しかも鼻は目や脳と隣接しています。

鼻は呼吸の入り口として、呼吸を通して外から入ってくるホコリや花粉、細菌などを鼻毛というフィルターによって防いでいます。

脱毛クリームを塗って鼻毛というフィルターが減り、クリームの影響で鼻の粘膜も炎症を起こしてしまうと、細菌の侵入しやすい状況になります。

鼻の粘膜には無数の血管が走っていて、細菌が血管に入り込めば、鼻の中だけの問題ではすまなくなる可能性もあります。

そもそも鼻毛自体が、異物が体に侵入しないためのフィルターの役目を持っているので、鼻毛をすべて処理することはできません。

鼻から出てしまっている一部の毛を処理するにとどめるのが、鼻におけるムダ毛の処理の安全で正しいかたちだといえます。

一部の毛だけ処理すればよく、そのため鼻の入り口付近のわずかな範囲になるため、あえて危険を冒してまで脱毛クリームをぬる必要性もないわけです。

また、脱毛クリームにはタンパク質を溶かす成分だけでなく、他にも様々な成分が配合されているので、粘膜にぬるのは避けた方が無難です。

まとめ

脱毛クリームは塗るだけでムダ毛の処理ができるたいへん便利な商品ですが、鼻毛の処理には使用できません。

それは脱毛クリームに鼻毛の処理をする力がないからではなく、
化学成分の入った脱毛クリームが、とてもデリケートな鼻の粘膜にとって良くない影響を及ぼすからです。

鼻は目や脳とも隣接しているため、鼻毛の処理には他のムダ毛の処理以上に気を配る必要があります。

鼻毛自体が体にとって大切な役目を持って存在してるので、ムダ毛としてなくしてしまおうとはせずに、
鼻毛の働きを保たせる方向で毛の処理を行う必要があります。

鼻毛の場合、目ための印象にかかわるような分だけを取り除くだけで十分でしょう。

それには、脱毛クリームではなく鼻毛用のハサミやカッターが適していると言えます。
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